高田好胤 (1924−1998)
法相宗の僧侶。大阪府出身。本名好一。1935年に奈良薬師寺に入寺。
その後,龍谷大学仏教学科を卒業し,1949年に薬師寺副住職となる。
1967年には薬師寺の第127代管主および法相宗管長となり,同寺の復興に尽くした。
副住職在任中は修学旅行生への説法・ガイドを積極的に務め,その法話は
〈青空法話〉と呼ばれ,巧みな話術は落語家の3代目桂米朝が参考にしたといわれる。
薬師寺伽藍再建のための写経運動,講演や著作などで広く人々に親しまれた。
平成10年6月22日死去。74歳。著作に「心」「愛に始まる」など。
紙本 巾 54.0cm 高さ 62.0cm 絹装
総丈 巾 56.5cm 高さ 156.0cm 合箱
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